2014/11/15

BORGO DELLE TOVAGLIEの世界観

ボローニャ発のインテリアレーベル〈BORGO DELLE TOVAGLIE〉(ボルゴ デレ トヴァーリエ)。

お問合せもたくさんいただいているBORGO。
ブログでもたびたびご紹介しておりますが、今回改めてご紹介いたします。


2005年にデザイナーのValentina Muggia、そして彼女の夫とともにボローニャにショップを構え、今年9月には2店舗目となる旗艦店をパリにオープン。




限られた展開にもかかわらず、ヨーロッパを中心に注目を集めています。
そのプロダクトはもちろん、その空間づくりや独自の世界観にインテリアの枠を超えてジャーナリストやエディターといった感度の高い人々のあいだにも人気が広まっています。



プロダクトの多くを占めるのが、リネンを使ったファブリック。




上質なリネン生地が古くから使われてきたヨーロッパで、洗いをかけたような風合いのリネン地を使い、さらにフリルやプリントでアクセントをつけた独自のデザインは新しさを感じるさせます。


そして、ハンドクラフトを用いたデコレーションアイテムの数々。


リネン地やチュチュをあしらい、1点ずつ作られたドレスをまとったスタンドライト。


たとえば、古い本や楽譜といったヴィンテージアイテムを集め、インスプレーションで新しいプロダクトへ作り変えていくのです。




ショップではセレクトされた食器やアートなどのアイテムも並んでいます。

毎回訪れるのが楽しみなのがボローニャのショップ。



ボローニャは回廊が美しい旧市街の錚々たるメゾンに並んでお店を構えています。



行くたびに店内のしつらえががらっと変わっています。
明るさを抑え、独特の雰囲気を醸し出している2階建ての広い店内。

同じアイテムでも色の組み合わせで印象が変わることを教えてくれる、そんなショップです。


あるときはホワイトを基調とした柔らかい印象の食卓…


チョークを混ぜたようなミッドグレーがモダンな印象に…



ナプキンも絶妙なカラーバリーエーション。
リネンの魅力のひとつが、インテリアの一部として目立ちすぎず溶け込む質感です。そしてBORGOの発色はどんな色の組み合わせでも形になる魅力があります。

新作はもちろん魅力的ですが、たとえばクッションでも色の組み合わせ方で春の軽やかな雰囲気になったり、冬の暖かみのある装いになったり…
いく通りにも表情をかえてみせてくれます。



壁や天井、床にいたるまで、デザイナーを中心に手を加え続け、インスプレーションのままに進化させているショップは本当に素敵。
日本でこのような雰囲気を感じるのは難しいなと思わせてくれるヨーロッパならでは、といえるかもしれません。

9月オープンしたばかりのパリのショップも、デザイナーファミリーとイタリアから職人を何名も呼び寄せて手がけたこだわりよう。



「BORGO」という名前を掲げたパリにお店は軽食が楽しめる食材コーナーも。

ボローニャの美味しいお肉をはじめ、食材は空輸で日々入荷するそう。
イタリアファミリーの食卓を楽しんでもらいたいというコンセプトは、家族が集う家に原点があるデザイナーならではのもの。

パリのショップはどんな空間に進化していくのが楽しみです。

新色や新しいコレクションをシーズンごとに発表し、一同に並ぶ…といったほかのファブリックブランドとは大きく異なります。
グレーでもチョークのような白さを加えて「今」の雰囲気に近づけたり、今まであったデザインにワンポイントアクセントを加えたり。
お持ちのアイテムに新しいものを加えていく楽しみがあります。

インスピレーションがわくたびに新しいデザインに挑戦し、その世界観を楽しんでもらうというスタンスのブランド。
プロダクト一つだけを見るのではなく、プロダクトから生まれる空間がパーソナルなもので、そして心地よいものであることを大切にしています。

そんなブランドに私たちも魅了され、日本にてご紹介をはじめました。
たくさん同じものをお届けするのが難しいなか、日本でもBORGOのプロダクトはもちろん、空間づくりをご提案していきます。

限られた場所でもご紹介とはなってしまいますが、ぜひ、BORGOの世界観を感じてパーソナルな空間づくりを楽しんでいただきたいです。

※BORGOの商品をご覧いただけるのは、年内は伊勢丹新宿店でのフェア、うめだ阪急でのフェアとなります。そのほか一部の商品はインテリアショップでお取扱いいただいております。
詳細は、ASAHEIまでお問い合わせください。03-3556-6539

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