2012/01/26

ナプキンの意外な使いかた?

テーブルコーディネイトに欠かせないアイテムのひとつ「ナプキン」。
明るい色で元気な印象に、モノトーンでシックに、など
イメージに合わせて皆さま楽しんでいらっしゃるようです。


このように日本でも少しずつ食卓の彩りとして浸透しはじめたナプキンですが、
今回はこのナプキンの、いろいろな使いかたについてお話します。

1.テーブルナプキン
まずはもちろんテーブルナプキンとして。
季節に合わせた楽しい折り方でモダンなアレンジを楽しんだり、
様々な形のナプキンリングにさっと通すだけでも素敵。
長方形に畳んで置くだけでもクラシカルな印象です。


2.プレイスマット
アレクサンドル チュルポーではナプキンとプレイスマットの2種類が用意されているためか、
意外とこの使い方をされていない方が多いかもしれません。
けれども正方形のナプキン、使ってみるとプレイスマットにも使いやすいサイズなんです。
我が家では、各自好きな色のナプキンを選んで敷いて食事しています。こたつで…。


手前に少し垂らすのも素敵。


コースターとして使ってもおもしろいですね。
これはパリ在住スタッフが友人とワインを楽しんだ時のもの。



3.ハンカチ
コットンのハンカチも素敵ですが、
乾きが遅く使うたび少し湿っている状態…という経験はありませんか。

リネンは、中空繊維といって繊維の中が空洞なため吸湿速乾性に優れているんです。
いつでもさらっとした肌触り、そして何よりも美しい発色のハンカチは
手にするだけで笑顔になるお守りのような存在。

好きな色のナプキンを小さく正方形に畳んでポケットに忍ばせます。


4.マイナプキン
「マイバッグ」や「マイ箸」など、
お店でもらうたくさんのゴミになってしまうものを減らそうと、
自宅からお気に入りの袋やお箸を持参することが増えてきました。

この「マイ●●」の考え方で考えられたのが「マイナプキン」です。
最近のカフェやレストランでは、布製のナプキンが用意されていないことが多いですね。
肌触りもあまり良いとは言えないペーパーナプキンを毎回使い捨てしてしまっています。

普段ご自宅で使われているお気に入りのナプキンを、
一枚持ってお出かけされてみてはいかがでしょうか。
お洋服とコーディネイトして色を選んでも楽しいですね。

直接口に触れるものですから、持ち歩くときにはポーチに入れると安心です。
素敵な色のマイナプキンは、きっとお友達からも褒められることでしょう。





最後に、お手入れの仕方について少しだけポイントを。

1.汚れてしまったら、できるだけ早く水で湿らせて。
最近の洗剤はとてもよく汚れが落ちますのであまり神経質にならなくても、
美しい状態を保てますよ。

2.アイロンは高温スチームで。
お洗濯後は少し湿った状態の時に高温のスチームアイロンをかけると、
美しいとろけるような光沢が出ます。
私はリネンにアイロンを掛けるのが大好きです。
ピシッとしわが伸びていく様子を見るのは至福のひとときです。

3.乾燥機は使わないで。
乾燥機をかけてしまうと、くしゅっと小さくしぼんでしまい生地も傷んでしまいます。
間違えてかけてしまった場合は、少し湿らせてスチームアイロンをかけましょう。

リネンのお手入れは、心配されるほどそんなに大変ではありません。
我が家ではベッドリネンもリネン素材を使っています。
まだ3年ほどですが、
初めの頃よりも格段に肌触り良く体に馴染むようなしなやかさが出ています。
ベッドリネンにもいろいろと特徴があるのですが、そのお話はまた今度改めていたしますね。

リネンは月日を重ねるほどに美しくなる、本当に素晴らしい繊維です。
アレクサンドル チュルポーのリネンは色やデザインもとてもエレガントで、
出会えてよかったと心から感じています。
みなさまもぜひリネンをもっともっと楽しんでくださいね!

2 件のコメント :

  1. myナプキン大賛成です。環境云々は当然として、キレイなカラーバリエーションがあるので、バッグや小物と合わせるのが楽しみです。麻は「赤ちゃんが生まれたらまず麻を着せなさい」という言い伝えがあったくらい縁起が良いそうですし・・・。

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  2. ASAHEI6/21/2015

    コメントありがとうございます。
    肌触りが良くエコな素材なうえ、美しいリネンは赤ちゃんのデリケートな身体にもとても良く、ヨーロッパではたくさんのリネン素材のベビーアイテムが作られています。
    とても素敵なので、今後少しずつネットショップでもご紹介できればと考えております。
    化学繊維が増えた現代の日本でも、改めてリネンの良さは見直されてきています。これからマイナプキンがもっと定着していくと嬉しいですね!
    麻平ホームページではリネンについて歴史や特徴をご紹介しています。
    http://www.asahei.com/about.html

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