2014/01/17

パリより 〜新しいリネンで迎えるフランスの1月〜


この冬はとっても温暖で過ごしやすいパリですが、日の出が遅いのはいつもと同じで朝は9時ごろにようやく明るくなってきます。


道端にほったらかされたクリスマスツリーも、この時期の風物詩?です。




さて、フランスでは、1月は“Le Mois de Blanc”(リネンの1月)と呼ばれています。
ホームリネンを買い替えて、新年を気持ち良く過ごすという習慣があります。
実はこの習慣は、19世紀末にAlexandre Turpault氏と最古のデパート「ボン マルシェ」との企画によってはじめられたものなんです。
私もフランスに住み始めてからは毎年1月にリネンを買い揃えてきました。


こちらのマイ ファースト チュルポーで約25年の“Venis”ヴェニス シリーズのもの。
フランス映画で見かけてからずっと憧れていたヴェニスレースが施された正方形のピローケースです。特別なお手入れなどしていませんがいつまでも白さを保つのも麻の特徴なのでしょうか、そしてレース部分はもちろん、生地も傷むどころかますますしなやかになってきています。

やはり新年は真っ白いリネンで過ごしたいと思い、“Regence”リジョンス シリーズのデュべカバーとボルスターと組み合わせました。こちらも実は約10年前に購入し、大切にしているALEXADRE TURAPULTのマイ ヴィンテージです。

白いリネンはいつの時代も美しく永遠のものですが、AKEXANDRE TURPAULTの2014年春夏新コレクションには、待ち遠しい春にぴったりな爽やかなブルー、週末をリラックスして過ごしたいナチュラル・ホワイトのシリーズ、そしてマリンブルーとエクリュのマスキュランなコットンサテンとますますバラエティ豊かなベッドリネン コレクションが予定されており今から楽しみです。


さて今年の“リネンの1月”に購入したのはまず恒例のキッチンクロス。昨年のものは窓ガラスやバスルームのミラーのお掃除用にして活躍してもらいます。

そして泊りがけでいらしてくださる友人達の為のオーガニックコットンの4つ星ホテル級な使用感のふかふかバスタオル“Essetiel” エッセンシャルと朝食を楽しんでもらう為のプレイスマット“Harcour” アルクール シリーズ。



毎日手に触れるものだからこそ、上質なものを自分のために贈り物をして素敵な2014年にしたいものです。

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