2014/04/04

〜フランスのカゴ〜リムーザン地方のパニエ







フォワグラ、トリュフ、そしてリムーザン牛とグルメ食材で知られるフランス中央部のリムーザン地方。

そして栗の葉がこの地方のシンボルマークであるように、栗の産地としても知られています。
在来線の車両にもこのマークが!



そこで出会ったのは、かご職人のダルディラックさん。
この地方に古くから伝わる栗の木をなめして編まれたパニエを作り続けています。
もちろんすべてダルディラックさんお一人で作り上げられるアリティザナルなかご。


ナチュラルなエクリュ色のとても美しいパニエです。


はじめて出会った栗の木素材のかご。
風合いはどのように変化していくのかダルディラックさんにお聞きしてみると、「長く使い続けてもずっと美しい色合いのままだよ」と教えてくれました。
(残念なことに、今ではこのパニエを作る職人さんはほとんどいなくなってしまったということ。)


さっそくアトリエに伺い、作り方を見せていただきました。

こちらがアトリエ近くの森から見つけてきた栗の木。


それを機械で薄切りにした後、


ご自身で考えだした道具を使って丁寧になめしていきます。
このひと手間が最終的な仕上がりにとても大切であると力説していらっしゃいました。


そして、枠組みも栗の木で。(一番適しているそう)
それを土台にしてかごを編み進めていきます。


栗の自然なエクリュ色のほか、ご自分で栽培しているキャメル色、グリーン、ボルドーといったカラフルな柳を組み合わせてオリジナルなかご作りも楽しまれています。


持ち手の装飾やモチーフ使いなどディテールにはダルディラックさんのこだわりが感じられ、ひとつひとつ思いを込めて製作していらっしゃるパッションには何か引きこまれるものがありました。



フランス本国でも目にすることが少ないリムーザン地方のパニエ。
そこには、その地方ならでは特色あるパニエが想いがつよいひとりのパニエ職人によって伝統が守られ続けていました。

かわいらしいフォルムや色のグラデーションは、見ているととても楽しい気分になります。
この機会に東京でご紹介できることを幸せに思います!ぜひお楽しみに。

※商品は個体差がございます。1点限りのものもございます。予めご了承くださいませ。


こちらのかごは、下記のフェアにてご覧いただけます。
伊勢丹新宿店本館5階 センターパーク/ステージ・#5
4月16日(水)〜29日(火・祝)
詳細はこちら

フェアについての問い合わせは
ASAHEI 03-3556-6539 もしくは shop@asahei.com

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