フランス北東部ロレーヌ地方にある小さな街を訪れたのは、まだ強い日差しが残る9月。
ドイツとの国境にほど近い、こちら地にアトリエを構えるレジス コラン氏は自らが育てた柳を使ったこだわりのパニエを制作してるアルティザンです。
さっそく、柳の畑をご案内いただきました。
太陽の下で、2メートルははるかに超える柳たちが青く生い茂っていました。
春から秋に育った柳を刈り、機械で丁寧に樹皮をはがし、乾燥させ・・・いくつもの過程をご自身で行っています。
時間と手間をかけてパニエをつくる素材をつくっていることを教えていただきました。
こちらは綺麗にする前の柳。
綺麗にした柳は色や太さ、長さを細かく選定し保管されています。
アトリエにはパニエの型やつくるための器具がたくさんそろっていました。
コラン氏がつくるパニエはどれもきれいな仕上がり
とても綺麗に仕立てられた柳を使っているからだとわかりました。
さっそく、カゴバックを作っていただけるようにお願いし、いろいろとアイデアをだしながら打ち合わせをさせていただきました。
朝食時やティータイムにちょうど良い大きさのトレーは、三つ編みのモチーフがあしらわれたかわいらしいデザイン。
驚くほど丈夫だそうで、こちらもお願いしました。
打ち合わせが終わると、コラン氏の奥様がこの地方の名産「ミラベルのパイ」をつくってくださいました!
もちろんパニエにのせて・・・。
ミラベルの実もご自宅のお庭で育てている木からとれたものだそう。
パリのマルシェにもこの季節には並ぶミラベルですが、やはり採ったばかりの実は格別の味でした。
そんな生活を楽しんでいるコラン氏だからこそ、あたたみを感じるパニエを作られるのだと納得。
数か月後…届いたパニエたちは、やはりとてもきれいな柳の作品でした。
こちらは、4月16日からの伊勢丹新宿店でのイベントでご紹介します。
トレーは朝食のシーンにもぴったりです。
特別に作っていただいたかごバッグは、トラディショナルな蓋付きのパニエ。ピクニックにもぴったりな大きさです。
持つだけでこなれてみえるかごバッグは昔からパリジェンヌのアイコンとなっています。パリジェンヌのようにオールシーズン使っていただきたいパニエです。
ぜひ、イベントにてご覧ください。
こちらのかごは、下記のフェアにてご覧いただけます。
伊勢丹新宿店本館5階 センターパーク/ステージ・#5
4月16日(水)〜29日(火・祝)
詳細はこちら。
フェアについての問い合わせは
ASAHEI 03-3556-6539 もしくは shop@asahei.com
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